2023.03.02 02:39

NK細胞を活性化させることで自然免疫力を強くして健康を維持する方法とは？

NK細胞を活性化させることで自然免疫力を
強くして健康を維持する方法とは？

わたしがここ最近風邪をひいて病院に行ったときに先生にアドバイスされた

ことがあるので、健康を維持するのに大切な知識なので、ご紹介しておきます。

風邪をひくということは免疫力が下がっているときになりやすいとのことで、

昼夜逆転の不規則な生活スタイルや運動不足、食事での栄養の偏りや

今の寒い時期ですと身体の冷やすと免疫力が落ちるので、体調不良になりやすいと

おっしゃっていました。年齢も５０歳以上の中高年になると自然免疫力は
落ちるので、軽く散歩するなどの運動をおすすめされました。

食事に関しては確かに手軽に取れるパン食やうどん食が最近続き、
炭水化物ばかり取っていたような気がしてます。

免疫力をUPさせるのはタンパク質と食物繊維が一番重要な栄養素でたまに
肉を食べると元気になることを実感しています。

食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、
栄養素をきちんと体内に取り込んでくれます。

あとはビタミン類とミネラルを意識してください。

と教えていただきました。ビタミン類は免疫力を強化してくれるそうです。

今回紹介したいのはNK細胞（ナチュラルキラー細胞）といわれる
白血球の一種のことです。

体内に異常がないかどうかガードマンのように常に目を光らせて
巡回している免疫細胞です。

ウィルスやがん細胞をいち早く発見して、すぐに退治してくれる勇者のような存在で、

がん治療にも応用されているそうです。身体の中にウイルスなどの異物が侵入すると、

マクロファージやNK細胞などの免疫細胞が自衛隊として現場に駆けつけ攻撃を始めます。

免疫細胞のはたらき－マクロファージがパラミロンを貪食する動画

マクロファージは異物を食べて消化すると共にの司令官の役割を担うヘルパーT細胞に

侵入者の情報を伝えます。ヘルパーT細胞はマクロファージから受け取った情報をもとに

キラーT細胞に侵入者を攻撃するように、形質細胞（B細胞）に侵入者に対する抗体を

作るように指示を出します。免疫力が維持されているとわたしたち人間の
免疫細胞はさまざまに連携しながら、ウィルスやがん細胞に対処することができます。

NK細胞は免疫疾患の方を除けば、若い人ほど強いことが分かっています。

どんなに若い人でも1日に5000個ほどのがん細胞は新たに生成されているそうです。

それをNK細胞を始めとする自己免疫システムが連携して排除しているわけです。

加齢とともに徐々に免疫システムは弱くなっていきます。

特に強いストレスを感じたときにはNK細胞などの働きが弱くなるので、

がん細胞を取り逃がしてしまい、がん細胞が増殖してしまうのです。

もっともウィルスの脅威が叫ばれている昨今、自然免疫力の要である

NK細胞（ナチュラルキラー細胞）に注目が集まっています。

とにかくストレス耐性を強くすることや適度にリラックスして生活すること、

栄養のバランスの取れた食事を心がけること、
睡眠を７時間は取り昼夜逆転などの生活リズムを崩さないこと、
あとは先生に教わったゲラゲラ笑うことが大事です。

笑いにはNK細胞を活性化する効果があることが研究で明らかになっています。

クスクス笑いではなく、ゲラゲラ笑いの方が効果が高いことを
免疫学の世界的権威である順天堂大学奥村康特任教授がおっしゃっています。

奥村先生は京都大学医生物学研究所附属感染症モデル研究センター准教授で
博士（獣医学）ウィルス学の権威であるにゃんこ先生ともいわれる
TVなどでも有名な宮沢孝幸准教授が師事されている免疫学の先生です。

ー奥村教授と宮沢孝幸准教授他の対談動画ー脱コロナへの道を参照

笑っているときは全ての悩み事が吹っ飛び、忘れさせてくれます。

昔からアホは風邪ひかないと言われてきましたよね。

アホはけっして蔑称ではなく、ストレスを引きずらない人ということで
わたしはある意味リスペクトしています。