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2022.12.13 22:27

副業で給料日払い・手渡しであることのメリット・デメリットとは?

副業で給料日払い・手渡しであることのメリット・デメリットとは?

一昔前はお給料をもらうとき手渡しが当たり前の時代がありました。
まずはお給料が手渡しから銀行振込に代わっていく契機になった事件が
ありました。なんだと思いますか?これが有名な三億円事件です。

あなたもその時代に生まれていなかったとは思いますが
TVで見たり、聞いたりしたことはあるのではないでしょうか?

三億円事件の詳細については趣旨と異なるので、控えますが
ご興味のある方は三億円事件の詳細はこちら

簡単にいえば、昭和43年12月10日朝、東京都府中市で金融機関の
現金輸送車に積まれた約3億円の現金が白バイ警察官に扮した男に奪われた
窃盗事件です。結局犯人は捕まっておらず、時効。未解決事件の一つです。

その3年前の昭和40年初めから銀行振込がスタートしています。

昭和40年より前は給料は手渡ししかありませんでした。

そして三億円事件がきっかけとなり、現金輸送の危険性が認識されて
昭和44年に公務員の給料振込が導入されて、広がっていきました。

その当時生きていた中高年世代に話を聞いてみると、給料手渡しのときの
方が働いた実感がわく、ボーナス時には特に給料袋を持って帰ってくる
お父さんに頼もしさ、一家の大黒柱としての威厳を感じられたといいます。

今はそんな光景もまったくなくなり、現金手渡しをしている会社や業種は
限られてきています。例を挙げると銀行ATMが近くにないような田舎の会社、
日雇い派遣・夜のお仕事系にも多いのではないでしょうか?

働く人の出入りの多い業種は手続きが必要のない日払いを選択しています。

ここから本題に入りますが、副業で給料日払い・手渡しのメリットは

・急に出費が必要なときに対応できることです。

副業で考えているということは本業があるはずです。
本業の給料はほぼ100%銀行振り込みです。必ず15日・25日に入金はされますが、
給料直前には手持ちが少なくなってしまうときもたまにありますよね。

そういう時のために本業とは別に日払いのアルバイトや副業はもっておくべきです。

・働いた実感がわいて明日も頑張る意欲がでてくる。

これは日払い・手渡しの方の多くが実感していることです。
いつも人って心が安定しているわけではありませんよね。

ヤル気があるときと全くないときの波がありますが、人が嬉しいこと
の一つにお給料を貰えるときがあります。その快感があるだけで
その仕事が辞められない人もいるようです。

副業で給料日払い・手渡しのデメリットは

・確定申告をしなくてはいけないことです。

日払いというのは今のキャッシュレス社会でも違法ではありませんが、
給料明細などから確定申告の必要がでてくることは面倒な手続きです。

・銀行に入金するときに入金手数料がかかる

今や銀行からお金を下すとき、入金するとき時間帯や曜日を選ばないと
手数料がかかる時代です。その点キャッシュレスを活用すれば無駄な出費を抑えられます。

近い将来PaypayやAupayなどで給料振込を採用する企業も増えていくでしょう。

銀行ATMやコンビニATMが近くにない方にはかなりの手間になります。

給料日払い・手渡しと給料振り込みを比較してみてきましたが、
どちらにもいい面・悪い面があります。

両方のメリットを活かしていけばいいと思います。

わたしの考えでは本業は振り込み・副業は現金日払い・手渡しが理想的です。

副業選びに迷っている方にはこのような視点も忘れずにいてほしいと思います。