2023.01.19 22:08
セラピストになるための基礎知識と条件3選
セラピストになるためには向き・不向きも含めて事前に知っておいた方がいい
基礎知識や条件がありますので、3つにまとめて解説していきます。
まずセラピストとは基本的に人を癒すお仕事に従事している方々をいいます。
一言で人を癒すといっても、代表的な職業名としてはアロマセラピスト、
エステティシャン、リラクゼーションマッサージ、民間資格である臨床心理士や
国家資格である 理学療法士もフィジカルセラピストと訳される動作の専門家で
広い意味では 人を癒す職業だといえます。様々な職業があり専門知識が必要なものも
ありますが、共通していることは 人とかかわり、悩みを解決する仕事だということです。
向き不向きがあるといったのは人と接することが好きであるかどうかが第一番目の条件です。
条件といっても、資格が必要ではないのでセラピストになれないという意味ではありません。
未経験でセラピストにチャレンジしても長く続かない可能性があるという意味です。
せっかくなら自分の適正に合った職業を選択したほうがいいですよね。
モクモク仕事やコツコツ仕事が好きな方には新たに心機一転違う業界に
チャレンジしてみたいという方は別としても、基本的には向かない職業だと思います。
反対にセラピストは未経験だけれども、接客業が好きで慣れています。という方は
向いている可能性は高いといえます。お客様の話に耳を傾けたり、関心を持ったり、
ときには共感したりといった会話を楽しめる方はすごく向いた職業でしょう。
マッサージやその他のスキル面ばかりに注目が集まりますが、セラピストという職業は
自分本位ではないお客様に寄り添った会話が求められています。
第二番目の条件は居心地のいい環境や雰囲気を作り出せるかどうかです。
アロマセラピストやリフレクソロジスト、エステティシャンなどに来店されるお客様は
どのような人かというと女性であれば美容や若々しさを保ちたい、痩身などの目的が
あると思いますが、それだけではなくリラックスした状態になれることでプライベートな
話題であまり他人には話せないようなジャンルの話を信頼できるセラピストだからこそ
相談したり、打ち明けたりできる関係になりうるということです。
家族には言えないけど話したくてうずうずしている。誰かに話して早くすっきりしたい
という気持ちになったことは今までにありませんでしたか?
そういう時にあのサロンのあのセラピストに聞いてもらおうという何でも受け入れて
くれそう という雰囲気や優しさ、居心地のよさが非常に大事な素養になってきます。
距離感を感じる人にはそういう内輪話はできないですよね。
わたしはマッサージ技術以上に大事なものだと考えています。
第三番目の条件は何事にも一所懸命になれるかどうかです。
これは試験に合格して認定資格があろうが、スクールに通った経験があろうが、
全くの未経験であろうが、どんな人にも心がけ次第で可能なことです。
今流行りのスキルや方法論といったタイプのものではありません。
セラピストという職業は体力が必要です。一日に何人もの身体をマッサージするため
身体の使い方を間違えると腱鞘炎になったり、腰痛になったりする基礎体力が求められます。
ただ初めの頃はだれでも経験することですので、時期を乗り越えれば体力も自然とつきます。
体力といっても器械体操やマラソン、球技のような体力ではけっしてありません。
セラピストに必要な筋肉、身体の動かし方によって自分の身体に掛かる負荷を支える力が
ついてくればけっして辛いことはない職業です。
何事にも一所懸命になれればあっという間に乗り越えられる壁です。
好きな仕事や興味・関心のあることなら、どれだけ長い時間取り組んでいても
疲れ知らずなときってありませんでしょうか?
一所懸命に取り組むことでえられるメリットはそれだけではありません。
お客様から直接感謝の言葉をかけてもらえます。あなたのおかげで身体の調子が
よくなった等苦労した以上にやりがいを感じることのできる職業です。
セラピストを続けていける方はおそらくこのやりがいの部分が大きいと思います。
以上セラピストになるための事前に知っておいた方がいい基礎知識や条件を紹介しました。
セラピスト経験者にとっては当たり前のことですが、これからセラピストを目指してみたい方
やざっくりと知っておきたい方には簡潔にまとめられたのかなと思っています。
セラピスト向き・不向きの件は今の自分に足りない能力や技術だとしてもけっして
諦めないでほしいです。人は人との出会いや教育、経験によって性格などの自分では
絶対に変えられないと 思い込んでいるようなことでも変えられます。
少しでも興味があるなら今までの自分を変えられるチャレンジになるかもしれませんよ。
色々なサロン・仕事内容・職種・研修がありますので、じっくりと検討してみてくださいね。