2023.02.03 22:16
セラピスト業界に就職するために用意されている職業訓練を活用する
わたしはセラピスト業界に興味・関心が出てきてからいろいろと検索し始めて
分かったことが厚生労働省の職業安定局が運営している職業訓練いわゆる
ハローワークで募集開催されていることです。その当時数年間働いていた仕事を
辞めていたときで、何をしようかと模索していました。
セラピスト業界に入るきっかけを与えてくれた制度でした。
厳密にいうと職業訓練では扱っていなくて、求職者支援制度というものを利用しました。
求職者支援制度というのは月に10万円の給付金を貰いながら、
教材費は少しかかりますが、無料で講習を受け、通所手当という名の交通費も
支給されるかなりお得な国が提供してくれている制度なのです。
雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でない人が対象です。
さらにハローワーク求人と連携しているので、就職支援もしてくれます。
今の仕事を辞めて新しく全く未経験の仕事をしたいなら、上手く活用してほしいです。
自分の居住しているハローワークによって開催されている科目がいろいろとあり、
開催時期も決まっているので、計画的に利用してほしいと思います。
詳しく要件などを知りたい方は厚生労働省求職者支援訓練
セラピスト養成科の求職者支援訓練では解剖生理学で人体のしくみを学んだり、
オイルマッサージでの禁忌事項やアロマやハーブなどの広範な知識だけでなく、
受講者同士での技能講習もあって、初めてのことばかりでしたが、広く浅く学べます。
専門家として活躍するには就職してそれぞれの会社で実践を積まないと難しいですが、
まったく知らない状態で入る求職者と比較すれば、かなりのアドバンテージになります。
3~6か月の求職者支援訓練コースがありますので、期間の長さでもっと広く学べるの
かもしれません。わたしは3か月のコースでしたが、最低限でも役に立ちました。
同じことに関心があって一緒に3か月間も学ぶので、当然受講者とは仲良くなれます。
わたしのときは年齢層も様々で20代~40代の女性が多かったですね。
セラピストの民間資格を取るように講師には勧められますが、あくまでも任意です。
詳しくセラピスト資格を知りたい方はセラピストの民間資格一覧
卒業後の進路はセラピスト関連の仕事に就職する方ばかりではなく、
暇つぶしの趣味を広げる一環として通っていたような人や自宅で
セラピストとして開業する人やショッピングセンター に入っている大手の
ボディケア・マッサージ店に就職する女性がもっとも多かったです。
わたしの場合には求職者訓練で身につけた広範な知識と技能の
アドバンテージを 活かしながら、大手のボディケアのような
安定的に給料を貰える時給制の雇用ではなく、
高収入のチャンスがある業務委託での完全歩合制に魅力を感じてと
自由出勤制に魅力を感じてメンズエステ求人を選びました。
求職者支援訓練のハローワーク求人では絶対に紹介してくれない仕事です。
ハローワークで紹介してくれない仕事はブラックという噂もありますが、
逆にハローワークにはブラック企業が多いのは本当か?などの情報も
あるので、どちらが事実かは分かりませんけど。
大手に入れば完全に新人扱いでせっかく知識や技能を何か月も学んでも、
いきなりお客さまに施術するのではなく、また実地での訓練で学びなおします。
もちろん全く知らないで入社したより、知識も技能も身につきやすいですが、
新人扱いですので、上下の人間関係が煩わしく感じてしまいます。
わたしの場合にはお客様の施術だけに集中したいという気持ちが強くありました。
お客様からの評価も新人・ベテラン関係なく売上としてダイレクトに伝わってきます。
どちらが合うかどうかは人によりけりではないでしょうか?
年齢が30代でしたから、先輩というだけで年下に偉そうに指導されるのも性格的に
許せなかったので、世間ではあまり知られていないですが、自由な働き方ができる
メンズエステの求人を選択したわけです。求職者支援訓練で仲良くなった友人は
休みたいときに休ませてくれないと嘆いていました。わたしの場合週に何回
出勤しなければいけないとか、何時まで職場にいなければいけない等の制約がないので、
旅行の計画を急に立てることもできますし、友人の誘いにもすぐに応じられます。
セラピスト業界に就職するために用意されている職業訓練を活用すれば、
いろいろな選択肢が可能になります。セラピストの仕事は皆さんが考えている
以上に裾野が広がってきています。新たな職業もどんどん生まれてきています。