メンズエステ・個室マッサージ・リラクゼーション福山店

2023.03.16 04:40

エステティシャンの求人に憧れて新卒入社するものの転職・再就職、その選択とは? 

 

エステティシャンの求人に憧れて新卒入社するものの
転職・再就職、その選択とは? 

 

わたしがエステサロンに新卒で就職したのは20年くらい前のことなので、 

エステティシャンの現状は今とは違っているかもしれません。 
 

しかし、ここに書くことに貴女が共感してくださるのであれば 

きっとそれほどエステ業界は変わっていないのかもしれませんね。 

 

ほとんどの女性が美容に関心があると思います。 
 

もっと美しくなりたい!とか、20歳前半くらいの時期にエステを

一度体験してしまうとその頃の自分の人生経験の少なさから 

エステ業界や働いているエステティシャンが
眩しくみえて憧れてしまうのです。 

美容師の世界もエステ業界と似ているところがあります。
 

わたしも同じ理由でこのエステ業界に憧れをもって入りました。 
 

将来への希望で満ちていた時期です。

実際働き始めは全てが新鮮で辛いことや 

肉体的にしんどいことも、一所懸命真面目に取り組んでいると 

集中していて、毎日があっという間に過ぎていくので、
あまり気にならないものです。

若いうちはかってでも苦労しておけなんて親に言われて 

わたしの若い頃にはそんな言葉がありましたが、
今は死語になっているのですか?

ワークライフバランスとは言えない業界でしたから。


​とくに美容学校に通っていた同期入社もいたので、遅れを取り

戻さなければという気持ちが強かったので、覚えることも多く、
先輩の指導も本気でしたから 
毎日が必死でした。

どの業界でもそんな感じなのかなという感覚を持っていました。 

 

解剖学などの人体や皮膚についての知識や肌を美しくするための
生理学だけでなく、 
販売用の化粧品についての知識や売り方、
アロマオイルについての知識など多岐に渡ります。 

 

お客様との接客やお店の片づけやレジ締めなどをしながら、

そういうエステに関わる知識を身につけていきました。

 

日本エステティック協会の「認定エステティシャン」 
 

日本エステティック協会 認定トータルエステティックアドバイザー 
 

美容部員(ビューティーアドバイザー)

日本化粧品検定(コスメ検定) 

 

リンパセラピスト資格や美容やトリートメント関連の民間資格試験をします。 

民間資格を保持すると、少しだけお給料を昇給させてくれたのです。

 

今ほど多くはありませんでしたが、
その当時でも様々なエステの民間資格がありました。 

 

化粧品や美容品の販売ノルマも当時は今よりもきつかったと思います。 

同期でも理想と現実のギャップで退職していく子や求めていたもの 

と違うことでエステ業界でも違う分野に転職していく子が多かったですね。 
 

3年続けられれば、古株の仲間入りという世界でした。 

 

美容の世界はどれだけ大変でも、自分の美やスタイル維持の為に

食事の節制 や肌のケアなどを意識的に行っていないと、
慢性的な疲労や睡眠不足が 
重なっていることですぐに
お客様との接客に支障が出てしまいます。 

 

他のサービス業と同様に土曜日、日曜日が稼ぎ時のためにまず

休みを取ることが 出来ないので、友人との休みが合わないことも
わたしには結構なストレスになりました。 

 

友人に仕事の愚痴を聞いてもらえるだけで、
気持ちが軽くなりますからね。 

 

他にもエステ業界ではベッドでの施術なので、ずっと立ち仕事の為 

腰痛になる子が多かったです。上手く身体を使えている人には無縁かも 

しれませんが、習いたての頃は要領が分からず、腰痛になってしまいます。 

 

そんなわたしがメンズエステに転職してよかったことはエステティシャン 

当時に足りなかったことが全て満たせたことだといえるかもしれません。 

 

基本的な知識やマッサージ技術をすでに身につけていたことが大きいです。 
エステティシャンとして学んだことが無駄にはなりません。

メンズエステではそこまでのマッサージ技術は必要とされません。 
 

比較すると男性の方が女性より、同性に厳しくないということがあります。

女性は同性である女性にはサービス業では特に厳しいのです。 

 

細かいことを気にされる男性も少数です。 
 

接客面でのわたしの気の遣い方がずっと楽になりました。 

 

また販売ノルマや商品知識が要らなくなりました。 
商品も新商品が出るたびに覚えなければいけません。

 

ノルマはお店によっては、一日単位や一か月単位などがありましたが、 

ノルマ未達のときには接客にも悪影響が出てきてしまうものです。 
 

メンズエステでは接客面にだけ気をつければいいので、 

余計なストレスが少なくなります。 

 

販売ノルマを達成し続ければ、高収入になる可能性があるエステですが、 

メンズエステの場合には施術や接客面で評価されることで、
高収入になります。 女性エステは個人よりもチーム力が優先されます。

 

商品を販売するのとお客様に自分が必要とされるのは大きな違いです。 
 

頑張ろうというやりがいや自分を認めてくれたという
承認欲求につながるので、やる気につながります。 

 

エステ時代には普通の人と同じ休みが取れなかったですが、 

基本的にメンズエステは自由な出勤が許されています。 

 

一週間前に出勤予定の変更ができますし、急な出勤に対応してくれることも。 

世間ではよくわからない仕事だと思われていますが、人を癒やすという仕事は 

人とのコミュニケーション能力が高くないと、絶対に務まりません。 


よく大手のチェーン店などには接客マニュアルがありますが、

マニュアルでの対応には限界がありますし、簡単なアルバイトやレジ打ちの 

バイト、電話受付よりはもっと人間的な部分が問われるお仕事だと思います。 

転職や再就職は人生において、大きな決断の一つだと思いますので、
慎重に比較検討してから決めるべきです。待遇や条件だけに釣られないで、
採用担当にじかに会って、会社の雰囲気などを肌感覚で知ることが大事です。

 

わたしは今では人を癒やし、癒やされる仕事に従事できていることに誇りをもっています。